たしかに、場所や職種だけでリゾバ先を決めるのは少々不安がありそうです。まずはリゾートバイトの期間に関することを知った上でリゾバ先を決めても遅くなさそうですね。
この記事では・・
- リゾートバイトをする上でどれだけの期間働けばいいの?
- 違いはあるの?
- 期間でどれだけ稼げるの?
- 注意点はあるの?
といったことに詳しく解説していきます。
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リゾートバイトの期間別の違い
リゾートバイトは短期、中期、長期、土日限定などの超短期という期間でわかれます。
期間ごとの特徴を捉えておくと求人を選ぶ際に、どれだけ働いてこれだけ稼げるなどリゾバ先を決めやすくなります。
リゾバで働く平均期間
働く期間が短い人で1週間や長い人で1年働くといったことがありますが、求人の募集期間などから統計を出しても期間平均でいうと一人約2〜3ヶ月となります。
学生の夏休み期間や3ヶ月働いて次のリゾバ先へ移動するタイミングの人が多いので約2〜3ヶ月が平均となるんです。
それでは平均でなく期間がどんなものがあるのか、細かく説明していきますね。
短期(1週間から1ヶ月)
【短期】といわれる期間が「1週間〜1ヶ月」になります。リゾバ先に行って慣れてくる頃には終わりというイメージです。
夏休みを利用して働く人やスキーシーズンだけ働きたい人なんかに該当してきます。
お試し期間でやってみたいという人には向いている期間設定です。
中期(1ヶ月〜3ヶ月)
【中期】といわれる期間が「1ヶ月〜3ヶ月」になります。一般的な期間設定です。
求人募集の中でも一番多い期間であり、求人を選びやすいこともありリゾバ初心者の方にはおすすめの期間設定です。
長期(3ヶ月〜年単位)
【長期】といわれる期間が「3ヶ月〜年単位」になります。一つの求人を長くやりたい人向けですね。
また、がっつり稼ぎたい人やリゾバに慣れた人が設定しやすい期間です。
年単位やれば「社員雇用」なんてこともありますよ!
超短期は土日、GWなど限定
【超短期】といわれる期間が「2日〜1週間」になります。土日やGWに働きたい人が設定しやすい期間で、空いた時間を有効活用したい人向けです。
また、期間の超短期に該当するのがこちらになります。
- 土日のみ
- GW(ゴールデンウィーク)
- お盆
- 年末年始
リゾートバイト期間別の職種
正直にいうと期間別で職種は分かれません。季節ごとで働ける職種は違いますが、結局はリゾバ先がどれだけの期間働いてほしいかというだけなので「短期は○○が多い、長期は〇〇が少ない」ということはあまりないです。
その中でも期間別で募集が多いものだけチョイスしてわけましたので参考にしてみてください。
短期(1週間〜1ヶ月)
短期はリゾバ先が早急に人が欲しい時に募集をかけます。なので、レジャー系の職種が多くなる傾向があります。
- レジャー系補助スタッフ
- ホテル旅館関連ホールスタッフ
- 調理補助
補助系の職種が多め。期間が短いので仕事内容を覚えることが少ないものが多くなる傾向にあります。
中期(1ヶ月〜3ヶ月)
期間の中でもメイン。どの職種も該当してきます。
- ホテル業務全般
- 仲居さん
- レジャー系スタッフ
- レストラン調理、調理補助
- 清掃などの裏方
- 農業や牧場スタッフ
期間の中では一番職種が多いですし、色々なジャンルがあります。仮に、中期の期間で職種を選ぶ人がいるならなんでもあると思いますよ。
長期(3ヶ月〜年単位)
中期にあった仲居やホテル業務なども長期で募集しています。また、長期で募集しているところは半年や年単位で働いて欲しいというところが多くなります。
- 工場関係(ライン作業や製造)
- 漁業
車製造やライン作業の工場系が増えます。漁業が盛んな北海道などはまれに募集をかけていますね。
超短期(期間限定)
短期の職種も超短期で募集していることがあります。超短期だと年末年始やお盆といった旬な時期になるので職種も限定されてきます。
- マリンスタッフ
- 海の家
- スキー場
インストラクターやツアーガイドといったあまりお目にかかれない職種も出てきます。
リゾートバイトの期間別に稼げる金額
期間と職種がわかっても果たしていくら稼げるのかわかっていないと不安になりますよね。
それでは、期間別にいくら稼げるのか目安を紹介していきます。それぞれの期間ごとでリゾバをどんな目的でやればいいのか例として載せておきますね。
(※一律時給1000円計算)
短期(1ヶ月)で17万円前後 買い物や旅行向け
短期は1週間と1ヶ月で計算します。
- 1週間 時給1000円×8時間×5日=40000円
- 1ヶ月 時給1000円×8時間×22日=176000円
1週間働けば約4万円となり、少し高価な買い物ができるくらい稼げます。
1ヶ月働けばサラリーマンの月給と同じくらい稼げるので贅沢ができる国内旅行くらいになりますね。
1週間とかだと給料支払いは日払いになるところもあります。
中期(3ヶ月)は53万円前後 貯金や友達作り向け
2.3ヶ月働けば相当な額が稼げます。また、残業や休みが月6日などになると計算よりもたくさん稼げるようになります。
- 2ヶ月 時給1000円×8時間×44日=352000円
- 3ヶ月 時給1000円×8時間×66日=528000円
月20万稼げば働いた感がものすごくでますね。寮費や交通費は基本無料なので稼いだお金をほとんど手元に残りますので貯金がしたい人にはおすすめです。
長期(一年)は年収210万円前後 がっつり貯金や留学費向け
6ヶ月(半年)と一年分を計算してみました。
6ヶ月 時給1000円×8時間×132日=1056000円
12ヶ月 時給1000円×8時間×264日=2112000円
大きい金額が並ぶといいですね。さきほども伝えましたが、寮費や交通費は基本無料なのでがっつり貯金したい人は年単位でやってみるのも全然いいですよね。海外留学となると費用がかかるので留学したい人にもおすすめです。
超短期は4万円未満
超短期は期間限定なので2日〜1週間未満になります。
- 1週間 時給1000円×8時間×5日=40000円
- 2日 時給1000円×8時間×2日=16000円
就活中の時や小遣い稼ぎしたい時に軽いノリでできるのはいいですよね。
リゾートバイトの期間別メリットと注意点
期間別にはそれぞれメリットと注意点があります。
初めにどの期間でも共通していえるメリットだけ伝えておきますね。
- 交通費、寮費は支給されるので無料(※例外あり)
- 働く期間が決まっているので精神的にラク
- 気に入ったら延長も可能
なんといっても働く期間が決まってるので「あと○日!」と目安があり、気に入らなかった求人ではあと少し耐えればいいなんて多少は我慢できますよね。
逆に、友達ができたり、環境が良いなど今働いているリゾバ先が気に入れば延長もできる可能性があるので派遣会社に相談してみるといいですよ。
また、交通費と寮費は基本無料です。短期でも長期でも働いた分の給料はほぼ残ります。ただ、例外としているのが「派遣会社によりけり」や「超短期だと交通費出ない?」ということがあるので細かく伝えます。
それでは期間別のメリット注意点を説明します。
短期(1週間〜1ヶ月)
短期はその名の通り期間が短いです。
なので、辛くてもすぐに求人が終わるのがメリットです。決められた期間だけ耐えればいいと言い聞かせればすぐに終わります。すぐに次の求人にいけるので色々な職種にチャレンジできますよね。
期間が短いので比較的忙しい時期に募集していることが多いです。夏のプールやインストラクターとなると忙しいのが目に見えませんか?多少ですが、体力勝負になります。
また、短期の求人は少ないです。さきほど伝えた通り、忙しい時期(繁忙期)の募集なので時期が過ぎてしまえば必要なくなってしまうかも。そうなると延長はできない可能性がありますね。
- 期間が短いのですぐ終わる
- 色んな職種にチャレンジできる
- 繁忙期の期間になるので意外と大変
- 体力勝負
- 求人は少ない
- 延長は受け付けない可能性大
中期(1ヶ月〜3ヶ月)
平均の期間となる中期はリゾバでは王道。なので求人がたくさんあるので色々な条件から求人を選びやすいです。逆に、目移りしてしまいあれもこれも状態になってしまう可能性があるのでご注意を。
他には、3ヶ月となると共にリゾバで働く仲間と仲が深まっていくので友人関係にもなれます。異性でしたら恋人にも!?
- 求人が多数なので選びやすい
- 友達が作れる
- 恋人も作れるかも
- 求人決定が遅れるかも?
長期(3ヶ月〜年単位)
長期となると仕事をする人間として一戦力扱いです。年単位で行えばバイトといえど職責をもらうかもしれないし、責任だって大きくなり得ます。
そのぶん、長く勤めれば経験積めますし、社員雇用だって夢ではありません。長く働けばその分だけ得るものも大きくなります。
社員としてやらなくても年単位で働けば貯金はたくさんできるでしょう。支出として家賃がないのは大きいですよね。
- 責任感が強くなる
- 経験が積める
- 正社員雇用だって夢じゃない!
- 貯金がたくさんできる
- プレッシャーは強くなる
- 年単位でやると多くの求人こなせない可能性
超短期(期間限定)
超短期となると2日〜1週間雇用ですのでなんのプレッシャーもなく淡々と仕事をこなせばすぐに終わってしまいます。その分、短期同様繁忙期の時期になるので忙しいには忙しいです。
短いスパンの仕事を終えればあとは自由です。ご当地の観光も出来る点はいいかもしれないです。
ただ、超短期の場合ですと期間限定になる短い雇用になるので交通費の支給が少ない可能性があります。短期なので給料が少ないと交通費が出ないのは痛いですよね。全ての派遣会社ではないので確認はした方がいいです。
- 期間が短いので仕事はすぐに終わる
- 終われば自由。観光も楽しめる
- 即日から働けることが多い
- 忙しいには忙しい
- 交通費の支給が少ない可能性あり
- 給料は少ない
- 短期よりも求人は少ない
リゾートバイトの期間延長、短縮の流れ
疑問として多いのが「リゾバは期間の延長短縮はできるのか?」という点です。
結論からいうと期間の延長短縮はできます。
期間延長と短縮を申し出る人はこんなことを思っています。
- 慣れてきて働きやすいから延長したい
- 友達or恋人と離れたくない
- もう少し稼ぎたい
- 楽しい
- つまらない
- パワハラセクハラがひどい
- 緊急の用事が・・
など様々な思いがあります。
それでは、延長短縮のやりかたと内容によっては短縮できないこと、注意点を説明していきます。
期間延長の注意点
【期間延長=契約延長】です。契約はリゾバ先でなく派遣会社と結んでいます。なので派遣会社に契約延長を伝えないといけません。
ただ、リゾバ先の状況も大事になります。
もし、延長したいと思っていても契約が満期になる時に人手はあるしこれ以上雇う必要がないとなれば延長はできません。仮に、人手不足やリゾバ先からなんらかの「これからも働いてほしい」というアクションがあれば延長できる可能性はありますね。
もし期間を延長したい時は、自分でリゾバ先に伝えるのではなくまずは派遣会社に連絡を入れることです。常に募集している所なら問題無く延長できます。
期間延長するための流れ
それでは簡単に期間を延長するときの流れを説明します。
- 自分に期間延長の意思があるのか再確認
- 派遣会社に連絡
- 派遣会社、リゾバ先やりとり
- 契約延長
ザックリとしていますがこんな感じですね。流れだけでいえば簡単ですが、延長したら数ヶ月は同じ場所で働かないといけません。初めに、延長の意思があるかちゃんと確認することをおすすめしますよ。
延長できない場合はリゾバ先の状況や勤務態度に問題あり
さきほども伝えましたが、リゾバ先の状況によって延長できるか否か決まります。人手が足りている状況ならば延長はできない可能性があります。
あとは勤務態度に問題がある場合は厳しい可能性があります。
- 挨拶しない
- 仕事サボる
- 出勤しない
- 男女問題起こす
- プライベートが杜撰
いわゆる【問題児】ですね。企業からしても雇いたくないと思えばそれまで。リゾートバイトはプライベートも楽しめますが、雇われて派遣される身だということを忘れず社会人として仕事に精を出しましょう。
期間短縮はできるが交通費は出ない可能性
期間延長同様、短縮もできます。
- 一身上の都合
- 単純にやめたい
- リゾバ先の問題行為(パワハラセクハラ)
- クビ
状況は様々ですが、どんな理由にしろ契約を全うできないということなのでまずは派遣会社に相談です。
一つ問題は、交通費の支給が少ない可能性大です。派遣会社によりますが、基本的には契約を全うしたら交通費は支給されるor給料と一緒に支払われるので途中で帰るとなると立て替えた交通費が出ない可能性があります。
やむを得ない状況以外は社会人としても頑張ったほうがいいかなと思います。
リゾートバイト期間のまとめ
期間というのは求人を決める際の一つの材料です。「稼げるから」「簡単そうだから」と安易にリゾバ先を決めるのでなく、「1ヶ月ずつ色々な職種で働いてみよう」や「1年間働いて経験を積もう」「たくさん貯金しよう」と少しでも目的を持ちながら期間を決めてみてはいかがでしょうか。