好きな場所と職種で働けるリゾートバイトですが、ひとつだけ欠点があります。
それは、現地での移動手段がないことです。
そんなリゾバ唯一の欠点を解決するキーアイテムが「車」です。
この記事では、リゾバに車を持ち込むメリット・デメリットや、持ち込み時の注意点を伝えていきます!
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リゾートバイトに車を持ち込むメリット
まずはじめに、リゾートバイトに車を持ち込むメリットを5つ紹介します。
- いつでも買い出しに行ける
- スキマ時間で観光ができる
- 気になる子をデートに誘いやすい
- コミュニケーションのきっかけになる
- リゾバに持ち込む荷物を運びやすい
車があるリゾバライフはかなり充実したものになりますよ。ひとつずつ、詳しく説明していきますね。
いつでも買い出しに行ける
車を持ち込む最大のメリットは、いつでも気軽に買い出しに行けることです。
リゾート地の周辺には、普段なら近くにあるコンビニやスーパーといった商業施設がありません。そのため、日用品を手に入れるのも一苦労です。
例えば次のような日用品が急に必要になっても、簡単に手に入れることはできません。
- シャンプー、歯磨き粉などの衛生用品
- 化粧品やストッキングといった仕事に必要なもの
- お菓子や酒など、リフレッシュするため軽食
私の場合、初リゾバが河口湖の山間で、最寄りのコンビニまで30分以上かかりました。何度「車さえあれば…」と思ったことか。
車があれば気軽に買い出しに行けるので、大量に買い込む必要もありません。車があるだけで快適な生活が送れますよ。
スキマ時間で観光できる
車があれば、ちょっとしたスキマ時間を利用して観光に行けちゃいます。
早上がりした日の夕方から海を見に行ったり、中抜け勤務の休憩時間に話題のレストランに行ってみたり…。
車があると、フットワークが段違いに軽くなります。
一方で、車がないと休日に近場の観光地に行くのがやっとです。遠い観光地には電車やバスを調べてから1日がかりで行くことになりますが、仕事で疲れていて行く気になれないことも多いですよ。
気になる子をデートに誘いやすい
車を持っていると、気になる子をデートに誘いやすくなります。
リゾバイター同士の出会いもリゾバの醍醐味です。でも、たくさんの仲間がいる中で気になる子と距離を縮めるのはなかなか難しいですよね。
そこで車が活躍します!
車さえあれば、「今日は疲れたね、よかったらちょっと眺めの良いところ行って気分転換しようよ。車出すからさ!」なんて言えちゃいます。
車の中は2人だけのプライベートな空間です。ゆっくり話ができるので、一気に仲を深められるかもしれませんよ。
コミュニケーションのきっかけになる
車をコミュニケーションのきっかけに使うこともできます。
同じ部署で働く同僚や、寮の部屋が近いリゾバイターともっと仲良くなりたいな…と思ったら車の出番です。
「今から買い出し行くんだけど、よかったら一緒にどう?」などと声をかけられれば、そこから会話が広がっていきますよ。
仕事以外の話ができる場所も大切ですよね。車がその役割を果たしてくれますよ。
リゾバに持ち込む荷物が運びやすい
リゾバは数ヶ月にわたる勤務なので、持ち込む荷物が多くなります。
でも車があれば、大荷物であっても運びやすいですよ。
大きな荷物を事前に宅配便に出す準備をして、さらに移動日当日は重たいキャリーケースやリュックを背負って行くのは大変なことです。
その点、車であれば荷物を詰め込むだけで終了です。とても楽ですよ。
リゾートバイトに車を持ち込むデメリット
リゾバに車を持ち込むと、残念ながらデメリットもいくつか生じてしまいます。
- 駐車場代がかかる場合がある
- ガソリン代がかかる
- リゾバイターに移動手段として利用される
メリットの数に比べたらデメリットは少ないですね。ひとつずつ紹介していきます。
駐車場代がかかる場合がある
お世話になるリゾバ先によっては、駐車場を借りなければならず、駐車場代が発生することがあります。
もちろん駐車場代が無料のリゾバ先もありますが、行ってみてから知るのは金銭的に不安ですよね。
ということで、リゾバを探す時点で求人案内に「車持ち込み可」と書かれているか確認しておくといいですよ。また、明記されていない場合は担当者に問い合わせると教えてもらえます。
事前に確認しておけば、このデメリットは回避することができますよ。
ガソリン代がかかる
車に乗ると、当然ですがガソリン代がかかります。
リゾバ先に車を持って行くと、息抜きのドライブや買い出し、観光などで出番が多いのでガソリン代がそれなりにかかってきます。
もし貯金目的でリゾバをするのであれば、車は持ち込まない方がいいですよ。
リゾバイターに移動手段として利用される
車を持っていると、他のリゾバイターに移動手段として利用される機会が増えます。
というのも、車をリゾバに持ち込む人は1割もいないので貴重だからです。そのため買い出しを頼まれたり、観光地まで車を出すようにお願いされることが増えてしまうのです。
また、自分の車に他人を乗せたくないタイプの人は抵抗を感じるかもしれません。それでもリゾバに車を持ち込むなら、シートにカバーをひいて対策するのか、うまく断るのか、考えておくといいですね。
リゾバイター達から当てにされることは、裏を返せばコミュニケーションを取る機会が多いというメリットでもあります。
こればかりは人によって感じ方が違うと思いますので、自分の正直な気持ちを大切にしてみてください。
短期ならレンタカーもあり!長期なら自家用車を持ち込んだ方がお得
リゾバで車のある生活はデメリットもありますが、大きなメリットを得ることができます。普段から車を使っている人はなおさら「リゾバ先でも車に乗りたい」と思うはずですよ。
しかし、実際に車を持ち込むかどうかは悩みどころです。
というのも、遠隔地に持ち込むには、高速代やフェリー代などの費用がかかってしまうからです。
なので、現地でレンタルもありです!
実際にレンタルと持ち込みでは、どちらが得か検証したので、参考にしてください。
レンタカーを借りた時の費用
レンタカーを利用した時にかかる費用の一例を紹介します。
Kクラス | Sクラス | |
---|---|---|
1カ月 | 34,800円 | 39,800円 |
2カ月 | 69,600円 | 79,600円 |
3カ月 | 104,400円 | 119,400円 |
6カ月 | 208,800円 | 238,800円 |
※ Kクラス…4人乗り軽自動車、Sクラス…5人乗りコンパクトカー
参考;サンキュッパ レンタカー
レンタルする車のサイズは、リゾバ先のどういう場面で使いたいかによって決めるといいですよ。
たくさんの仲間たちを乗せて買い出しや観光に行きたい人は、5人乗りタイプにしておくといいかもしれません。
自家用車を持ち込む時の輸送費用
自分の車をリゾバ先に持ち込もうとすると、輸送費がかかります。
例えば、東京に住んでいる人が北海道か沖縄のリゾバ先に車を持ち込むとしましょう。
輸送する手段は2つあり、それぞれのパターン別にかかる往復費用目安はこちらです。
①の自力で運転する場合は金額こそ安いですが、運転の労力と時間がかかるためコスパが良いとはいえないのが実情です。
業者に依頼すると費用はかかるものの、時間と手間を節約できますよ。
結論|短期はレンタル、長期は自家用車の持ち込みがお得
レンタカーの費用と持ち込み費用を比較してみると、基本的には短期ならレンタル・長期なら持ち込みがお得といえます。
たとえ車を持っている人でも、リゾバ先ではレンタカーにするのはアリですよ。
ただ、リゾバ先の場所や期間によって、どちらがお得かどうかは変わってきます。
状況を踏まえて比較検討すれば、リゾバ先で車に乗るための一番お得な方法が見つかりますよ。
リゾートバイト先に車を持ち込むときの注意点
リゾートバイトでは、車を持ち込む前に確認すべきことが3つあります。
- 車の持ち込みOKのリゾバ先か確認
- 駐車場と勤務先・寮との距離を聞く
- 赴任初日にリゾバ先の方にお礼を言う
ひとつずつ解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
車の持ち込みOKのリゾバ先か確認
求人を探す時点で、「車の持ち込みOK」であることを確認しておくと後がスムーズです。
リゾバの求人案内では、車の持ち込みについて書かれていなければ、持ち込みNGの場合がほとんどです。
どこのリゾバ先でも車を持ち込めるわけではないので、求人探しの段階から注意が必要です。
駐車場と勤務先・寮との距離を聞く
「車持ち込みOK」の求人であっても、駐車場と勤務先・寮との距離を必ず聞きましょう。
というのも、寮や職場の近くに駐車場がない場合があるからです。
駐車場と距離が離れすぎていると、車を使う頻度が下がる可能性があります。休日にちょっと観光しようと思っても、寮から駐車場まで徒歩20分あった場合、一気に面倒くさく感じられませんか?
わざわざ車を持ち込んでいるのに乗れないのはもったいないので、念のため確認しておくといいです。
赴任初日にリゾバ先の方にお礼を言う
赴任初日にはリゾバ先の担当者にお礼を一言伝えましょう。
限りある駐車スペースをお借りするので、礼儀として大切なことです。不思議なもので、お礼の一言があるだけで、お互いに気持ちよく仕事を始められますよ。
車持ち込み可のリゾートバイト先の探し方
車を持ち込めるリゾバ先を探すコツは2つあります。
- こだわり条件を設定する
- 担当者に電話で問い合わせる
ちょっとしたひと手間をかけるだけで、車持ち込みOKかどうかを確認できますよ。
こだわり条件を設定する
派遣会社の求人検索では、必ず「こだわり検索」や「詳細な条件を追加する」などこだわり条件を追加で設定できるようになっています。
こだわり条件の中に「車持ち込み可」が含まれているので、チェックします。すると、車持ち込み可能な案件に絞って検索できます。
求人探しの効率がアップするので、ぜひこだわり条件を設定してみてください。
担当者に電話で問い合わせる
「車持ち込み可」と書いていない求人を気に入ってしまった場合は、担当者に問い合わせてみましょう。
担当者からリゾバ先にOKかどうか確認してくれたり、車持ち込みを打診してくれたりします。
電話での問い合わせは緊張するかもしれませんが、普通に話せば大丈夫ですよ。ついでに他の気になっていることも一緒に質問すれば、手っ取り早く全てが解決します。
リゾートバイトに車を持ち込む時の交通費の清算方法
リゾートバイトで車を持ち込む場合、交通費の清算方法を事前に確認しておくべきです。
というのも、自家用車での移動であっても交通費が支給されるからです。
交通費を請求するには条件が2つあります。
- 派遣会社の指示に沿ったルートを通る
- 高速道路の領収書をもらう
どちらも必ず満たすことで、交通費をゲットしましょう。詳しく説明します。
派遣会社の指示に沿ったルートを通る
ひとつめの条件は、派遣会社の指示に沿ったルートを通ることです。
自家用車での交通費は、「走行距離 × 平均燃費 + 高速料金」で決められるケースがほとんどです。そのため派遣会社は、出発地点〜リゾバ先のルートを細かく指定してきます。
ちなみに、高速の利用区間も指示されます。「交通費が出るからいっか!」と油断して多く利用してしまうと、差額分は自腹になってしまうので注意が必要です。
ルートはメールで事前に送られてくるので、余裕を持って確認しておくといいですよ。
高速料金の領収書をもらう
交通費を正確に精算するために、高速料金の領収書は必ずもらいましょう。
派遣会社によっては領収書の提出を求めてくる場合があるからです。
また、事前に指示された料金が間違っている可能性もあります。確実な精算のため、提出の必要がなくてももらっておいたほうが安心ですよ。
リゾートバイトの車持ち込みまとめ
リゾバ先に車を持ち込むことには、たくさんのメリットがありましたね。
- いつでも買い出しに行ける
- スキマ時間で観光ができる
- 気になる子をデートに誘いやすい
- コミュニケーションのきっかけになる
- リゾバに持ち込む荷物を運びやすい
現地での移動手段が少ないだけあって、車があると本当に重宝します。自家用車を持ち込んでもいいですし、場合によってはレンタカーも検討しましょう。
リゾバ先に車を持ち込む時は、次の3点に注意が必要です。
- 車の持ち込みOKのリゾバ先か確認
- 駐車場と勤務先・寮との距離を聞く
- 赴任初日にリゾバ先の方にお礼を言う
また、自家用車でリゾバ先に行く場合は交通費の請求ができるので、次の2つのポイントをおさえておくといいですよ。
- 派遣会社の指示に沿ったルートを通る
- 高速道路の領収書をもらう
リゾバに車を持ち込んで、快適で充実した毎日を過ごしましょう!