新潟県のスキー場でリゾートバイトしてきた体験談を紹介します。
派遣会社をどこにしたのか、スキー場の給料、仕事内容など細かに書いているのでぜひ参考にしてみてください。
リゾートバイト派遣会社を決める際の流れ
スキー場バイトは派遣会社からスキー場に派遣され、バイトをするという流れが基本です。
時給設定をしているのは派遣会社です。そのため、同じ内容であるのにも関わらず派遣会社によって時給が違う場合があります。
そんな中、僕が実際に使用した派遣会社はグッドマンサービス、ヒューマニック、アルファリゾートでした。
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順位 | 会社名 | コメント |
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1位 | 4.85点 \求人数No1、場所を選びたい人/ リゾバ初心者ならまずココ |
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2位 | 4.62点 \高時給No1、稼ぎたい人/ 1ヶ月20万円の貯金も可能! |
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3位 | 4.43点 \温泉地で働きたい人/ 温泉街の求人が多い&高時給 |
派遣会社によって扱っている求人が違うから、3社ともに登録するのがベスト!(面倒なら、ひとまずワクトリだけでOK)
同じ時間、同じ作業をするのに、周りより時給が低いのは勿体無いですよね。
もちろん時給以外の比較対象として、寮の個室か相部屋、リフト無料券やまかないの有無などがあります。そのため、派遣会社には複数登録をしておいて、時給やその他オプションを吟味する必要があります。
僕は実際に、新潟県にある苗場スキー場というスキー場で住み込みバイトをしていました。そこで僕がスキー場バイトになるための手順を説明します。
冬のリゾバ募集は早めから決めると良い
冬のリゾバは、大体9~10月から求人が始まるので争奪戦になる可能性があります。なので、ある程度条件を先に決めて早めに求人検索しておくといいですよ!
リゾバを決める際の流れとしては、以下の5ステップになります。
- 行きたいスキー場や地域で検索をかける
- その中から自分の求める条件の仕事を探す
- 見つけたら応募し、履歴書を送る
- 応募した派遣会社の営業所で面接、または電話相談
- 採用
という流れだったので簡単にリゾバ先が決まりました。
このように、スキー場バイトは派遣会社を利用すれば簡単に応募することが出来ます。最終的に僕が応募した派遣会社はヒューマニックです。
採用された後にどのような職場なのか、もしくはスキー場バイトをしていた人のアドバイスなどを教えていただきました。そのため、実際にスキー場バイトに行く日が来ても不安はありませんでした。
リゾートバイトの1日の流れ
スキー場バイトの仕事の基本スケジュールは以下のようなものです。
- 6:30 起床、朝ごはん
- 7:30 業務の始まり
- 17:00 バイト終了
- 18:30 夕飯
- 以降自由時間
とにかく朝が早かったです。僕は、早起きが苦手だったので寝坊から遅刻しそうになったことが何度もありました。
身体が慣れるまでは結構つらかったので、休憩時間には仮眠を取ったりもしてました。
まれに夜のレストランで手伝いがあり、夕飯後24:00までの勤務となったこともありました。そんな時は、次の日の朝は少し遅れて出勤、業務開始という流れになりましたよ。
リゾートバイトのスキー場では販売やリフト係など4種類の仕事内容に分けられる
スキー場での仕事は主にチケット販売、リフト係、レンタルショップ、食堂などがあります。また、主な年齢層として20代後半~30代後半の方が多かったですね。髪色も自由でした。
それでは、具体的にどのような仕事をするのか紹介していきます。
① チケット販売員
チケット販売とは、主にリフト券などの販売を行う仕事です。覚えなければいけないものは基本的にシーズンや購入者によって違う各チケットの料金を覚えるだけです。
僕の派遣先であったスキー場はIC型のチケットだったため、チケットの回収・整理作業も含まれました。
忙しい時間帯は朝の営業開始直後です。それ以外の時間は忙しくありません。しかし、昼の時間帯になると食堂が混み始めるため、助っ人として一時的に食堂へ回されることがあります。その場合、食堂での仕事も覚えなければならないため少し大変になります。
こんな人におすすめ!
外が寒くて中で働きたい人、急に忙しくなってもストレスを感じない人
② リフト係
スキーやスノボをしたことがある人なら誰もが乗るリフト。リフトに乗るときは必ず係員がいますよね。あの業務をやることになります。
リフト係は何人かで1組になり、業務を行います。主な仕事としては、リフトに乗るお客さんの誘導・声かけ、リフトの制御です。
外にいる時間と待機時間はローテーションで外20分、中で待機は40分ぐらいだったはずです。僕自身もリフト係をしましたが、非常に楽で、スキー場に来る客層やスキーヤー・ボーダーの服装などを観察できることも出来る面白いバイトです。
こんな人におすすめ!
ゲレンデファッションに興味ある人、単純作業が好きな人、ゲレンデを眺めながら仕事したい人
③ レンタルショップ店員
スキー場には必須であるレンタルショップは覚えることと、お客さんの数が多いため非常に大変です。
レンタルショップはお客さんから注文があったスキー・スノボ板、シューズを探し、お客さんにレンタルします。
夕方、それらが返却され、清掃や片付けを行います。これだけでも十分大変ですが、レンタルしたものが返却されないことがあり、その捜索もバイトが行わなければならないため、余計に手間が掛かってしまいます。
さらに大手のスキー場だと1日に7000~8000人ものお客さんがレンタルするので、常にフル回転するらしいです。
こんな人におすすめ!
仕事にやりがいが欲しい人、単純作業が嫌いな人、接客業のスキルアップしたい人
④ 食堂やレストラン(接客・調理補助)
スキー場の食堂やレストランは飲食店のバイトをしたことがある人なら分かると思いますが、厨房と接客で分かれます。
厨房は、洗い物スタッフ、盛り付けスタッフなどに分かれます。忙しいかどうかは飲食関係なので時間によりますが、やはり朝・昼が忙しいですね。
またナイターがあるスキー場だと、夜でもお客さんが入るので残業すれば追加報酬が貰えます。
こんな人におすすめ!
飲食店でバイト経験したことがある人、外で働きたくない人
リゾートバイトのシフトの組み方
スキー場でのバイトのシフトは正直、スキー場によります。そのため、行ってみないと分かりません。
僕の派遣先は有名なスキー場だったのですが、シフトの融通はきく方だったと思います。僕の知り合いは朝のパウダースノーを味わいたくて、午前中は滑りに行き、午後にシフトを入れるような組み方をしていました。
リゾートバイトでの休日の過ごし方
スキー場での僕や仲間の休日の過ごし方を紹介します。
基本的にはスキー・スノボをしていました。大体のスキー場バイトではリフト無料券が配られるので空き時間や休日にスキーかスノボをする人が多いです。
休日でなくとも、朝はバイトをして夕方にゲレンデへ行くという人もいました。やはりスキー場バイトの最大のメリットはすぐそこにゲレンデがあることなんです。
他には、近くに温泉街が多かったので、休日にはバイト先で出来た仲間と共に温泉街へ繰り出すこともありました。
以上の二点が主な休日の過ごし方です。スキー場は山の中にあるので、あまり遊ぶところがないのでご注意ください。
リゾートバイトでの寮の設備と生活について
ここでは、寮の設備に関して、寮での生活に関して紹介していきます。
注意点を書いているので参考にしてみてください。
寮の設備関連は担当者に確認したほうがいい
スキー場バイトで気になるのは宿泊する場所ですよね。派遣先にもよりますが、主に寮で生活することになります。
寮といっても個室と相部屋で分かれます。個室にしたい人はかなり早めに予約をしなければいけないので、ご注意ください。
相部屋の場合は同性同士のみが基本ですが、派遣会社によってはカップルで泊まれる部屋など様々なオプションがあります。
また、WI-FIを完備している所と、無いところがあるので、リゾバ先を決める際には派遣会社に問い合わせてみてください。スキー場は電波が入りにくいためWI-FIがあった方が確実に便利です。
風呂は大浴場を使用、トイレ、洗面所なども共用です。また、寮自体はそこまで古くなかったので、生活する分には特に気になる所はありませんでした。
注意点としては、寮の設備は担当者によく確認すること。
情報と違うことがあるので、リゾバ先を決める前には問い合わせたほうが良いです。実際に行ってみて情報と違った際にも、担当者に伝えると改善してくれることがあります。
宿泊施設ではよく交流があったのですぐに仲良くなれた
多くのバイトの人が宿泊している寮では、毎日夜になると飲み会のような催しが行われます。
未成年でもお酒の強要はしていないので安心して参加できます。交流会のようなもので
皆で鍋をつついたり、たこ焼きパーティーを行ったりとイベント好きな人からあまり人との交流が好きでない人まで、皆すぐに仲良くなれます。
また、出会いがありカップルもよく成立していました。もちろん参加したくない人は参加をしなくても何にも問題がないですが、折角スキー場バイトをしているので、一度は参加してみてもきっと楽しめますよ。
リゾートバイトで稼いだのは24万円ほど
僕が働いた時の時給は特別高い訳ではありません。1000円~1100円が相場ですね。
短期的に稼ぎたい方は、沢山シフトを入れることが出来るのでガンガン稼ぐことが出来ます。またスキー場の周りには買い物できるところが少ないため、自然とお金は貯まります。
僕の場合、月に約24日出勤で19万円前後の収入で、不定期で行っていた夜のレストランバイトで5万円ほどの収入だったので、月給は合わせて約24万円です。
また、生活費はタダ、雑費はせいぜい2万円ぐらいなので、一月当たり22万円前後を貯金することが出来ました。