リゾートバイト体験談

【職種別】リゾートバイトの1日の流れを紹介!労働時間や残業も公開

大学生の夏休みや、社会人の転職期間にできるアルバイトとして人気な「リゾートバイト」。

有名観光地で楽しく働き、休日はのんびり過ごせるイメージが強いですよね。

アオハル
アオハル
景色はキレイだし、稼げるし、リゾバ最高だと思ってます!

そこでリゾバの1日の流れを職種ごとにまとめてみました。

今回紹介する職種は次の4種です。

  • レストランホール・仲居さん
  • 洗い場
  • 売店
  • 清掃

どんな働き方をしているかを知ると、職種選びで失敗することもなくなります。

リゾバするか迷っている人はぜひチェックしてみてくださいね!

僕がオススメするリゾバ派遣会社一覧はこちら

リゾートバイトの1日の流れは中抜けシフトと通しシフトで違う

リゾートバイトには、2種類のシフト体制があります。

  • 中抜けシフト
  • 通しシフト

中抜けシフトと通しシフトの違いは、お昼休憩の時間の長さです。

まず、中抜けシフトの1日の大まかな流れはこんな感じです。

勤務時間が「午前勤務」と「午後勤務」の2回に分かれています。

お昼に「中抜け」という4〜5時間の休憩時間を挟むことによって、朝晩の忙しい時間にスタッフを手厚く配置できるようにしています。

一方で、通しシフトの1日の流れはこちらです。

通しシフトの働き方は、よくある一般的なバイトのシフトと同じですね。

小刻みに働く中抜けシフトの方が体力的にありがたいと感じる人もいれば、仕事とプライベートをハッキリ区別できる通しシフトを好む人もいます。

楽しく、しかも無理なく働くためには、自分にあったシフト体制の職種を選ぶことが大事ですよ!

詳しくはこちらの記事で解説しているので、よかったら見てくださいね。

リゾートバイトの中抜けシフトとは?通しシフトの違いと勤務時間を解説

レストランホールや仲居さんの1日の流れ【接客系/中抜け】

レストランのホールスタッフ仲居さん中抜けシフトで働いています。

1日の流れはこんな感じです。

  6時〜  7時 起床・準備
7時〜11時 午前勤務
11時〜16時 中抜け(休憩)
16時〜21時 午後勤務
21時〜24時 フリータイム
24時〜  6時 就寝

それぞれの時間でどんなことをしているか、詳しく紹介していきますね。

6時〜7時|起床・準備

仕事の出勤時間に間に合うように起きて、出勤の準備をします。

仲居さんは着物で出勤することがあり、着付けの時間が必要です。慣れれば10分で着れますが、最初は1時間かかることもあります…!

ちなみに、寮と職場が近いと移動時間がほぼ0になるので朝の時間に余裕ができますよ。

7時〜11時|午前勤務

7時〜11時の午前勤務では、宿泊客の朝食のお世話お見送りを行います。

レストランスタッフの午前勤務の業務内容はこちらです。

<バイキングの場合>

  • 朝食バイキングのセッティング
  • 少なくなった食事・食器の補充
  • 食事後の食器を下げる

<会席の場合>

  • 食事を各テーブルに配膳
  • お客さんを席までご案内する
  • ご飯やお味噌汁の配膳
  • 食事後の食器を下げる

レストランによっては朝食を7時から提供している所もあり、その場合は出勤が5時〜6時台になることもあります。

仲居さんの午前勤務はこんな感じの仕事をしています。

  • 朝食会場の簡単な清掃
  • 部屋食のお客さんの場合、お部屋に朝食を届けて接客
  • 朝食後の片付け
  • チェックアウト・精算
  • お見送り

朝の時間をどう過ごすかはお客さんによって全然違うので、臨機応変に対応していくことが多いですね。

11時〜16時|中抜け

午前勤務が終わったら、お待ちかねの中抜けタイムです!

5時間前後あるので、みんな思い思いに過ごしています。例えばこんな感じですね。

  • 昼寝
  • 動画を見まくる
  • 買い出し
  • プチ観光
  • 英語の勉強や副業

私は午前勤務がハードな日だと倒れこむように昼寝しました。午後勤務前に身体の疲れをリセットできるのはとても良かったです。

閑散期で仕事が少なかった時は、近くの海を見に行ったり、話題のお店を覗いたりしてました。リゾバイター仲間と一緒に行けたのはすごく良い思い出ですよ。

16時〜21時|午後勤務

中抜けしてリフレッシュしたところで、午後勤務スタートです。

レストランスタッフの午後勤務では、こんな仕事をしています。

  • ご来店のお客さんのご案内やメニューの紹介
  • オーダーを受ける
  • 簡単なドリンクを作成し配膳する
  • コース料理をお客さんのタイミングを見つつ配膳
  • 食事後の食器を下げる
  • 翌朝の朝食準備

レストラン勤務は午後勤務の方が忙しいですね。

夕食は朝食よりも品数が多く、アルコール類のドリンクも山のように出るので覚えることが多いです。

仲居さんの午後勤務はこんな感じです。

  • お客さんのお出迎え・荷物持ち
  • チェックイン業務(館内説明やお部屋へのご案内)
  • 夕食の配膳
  • 夕食の説明や軽い雑談、ドリンクのオーダー受けなどの接客
  • 夕食の片付け
  • 翌朝の朝食準備

仲居さんも午後勤務の仕事量が多めですね。

ちなみに大きい旅館だと「お出迎え担当の仲居」や「夕食担当の仲居」などに分業していることがありますよ。

ひとつの業務でたくさんのお客さんを対応する方がいいか、お客さんの数は少ないけど全部の業務をやる方がいいかは、リゾバイターの好み次第ですね。

21時〜24時|フリータイム

ようやく1日の勤務が終わったので、就寝するまでフリータイムです。

遅めの夕食を食べたり、お風呂に入ったりしているとあっという間に24時近くになったりします。

翌朝も勤務だと早起きしなければならないので、あまり夜更かしせずに寝る人が多かったです。

レストランや仲居さんの労働時間と残業

レストラン系・仲居さんは、労働時間長め・残業多めの職種です。

  • 労働時間 8〜11時間/1日
  • 残業 0〜3時間/1日

お客さんを相手にする職種なので、お客さんの都合や人数の多さによって仕事の段取りが大きく変わりやすく、どうしても労働時間は長めになりがちです。

お客さん対応に走り回った結果、翌朝の準備などが後回しになってしまい残業に突入するパターンもあるあるですね。

場所や繁忙期によっては1日の残業時間が3時間のところもありますよ。程よく働きたい人にはハードすぎるかもしれませんが、稼ぎたい人にとっては最強の環境です。

洗い場の1日の流れ【裏方系/中抜け】

リゾバの裏方系として代表的な「洗い場」は中抜けシフトで働くことが多いです。

というのも、忙しい時間帯が朝食後・夕食後だからです。1日の流れを見てみましょう。

  7時〜  8時 起床・準備
8時〜12時 午前勤務
12時〜17時 中抜け(休憩)
17時〜22時 午後勤務
22時〜24時 フリータイム
24時〜  7時 就寝

順番に説明していきますね。

7時〜8時|起床・準備

洗い場は洗い物が増える時間帯からの勤務になるため、朝は少しゆっくりできます。

接客業とは違い、身だしなみは最低限で済ませられるのがありがたいです。ただし油断しすぎると注意されるので、清潔感はキープします。

8時〜12時|午前勤務

午前勤務では、朝食で使用したお皿をひたすら洗います

淡々とお皿を洗い続ければOKです。

12時〜17時|中抜け

中抜け時間はたっぷりあります!

先ほど紹介した仲居さん達と同じように、昼寝をしたり買い物に出かけたりして過ごします。

17時〜22時|午後勤務

午前勤務と同じように、午後勤務でもひたすら洗い続けます

夕食の方が食器数も調理器具も多いので、なかなか体力を消費しますよ。

22時〜24時|フリータイム

洗い場は立ち仕事なので、退勤する頃には足がパンパン。

お風呂を済ませたら、そのまま寝てしまうことも多かったです。接客していない分、気疲れは少ないのはありがたかったですね。

洗い場の労働時間と残業時間

レストランが繁忙期だったり団体客が来ていたりすると、洗い場も残業時間が増えます

  • 労働時間 8時間〜/1日
  • 残業 0〜3時間/1日

基本的には8時間勤務で、残業が増えていく形が多いですね。

売店の1日の流れ【接客系/通し】

売店は基本的に通しシフトでの運用が多く、1日の流れはこんな感じです。

  7時〜  9時 起床・準備
9時〜12時 接客やレジ打ち
12時〜13時 休憩
13時〜17時 接客や品出し
17時〜24時 フリータイム
24時〜  7時 就寝

仲居さんや洗い場の中抜けシフトとは違い、休憩時間はお昼に60分のみです。その代わり、17時には仕事が終わるようになっています。

9時〜12時|接客やレジ打ち

出勤したら、前日の引き継ぎ事項を確認し、開店準備をします。

開店したら、商品をお客さんに説明したり、お会計のレジ打ちをしたりします。

ホテルの売店はチェックアウトの時にお土産を買う人が多いので10時ごろまでは混雑しがちですね。

遊園地の売店の場合だと、1日中まんべんなく混み合います。

12時〜13時|お昼休憩

お昼休憩は1時間なので、だいたい30分で昼食を食べ、残りの30分で仮眠したりスマホで気分転換したりします。

時間が短いので「中抜け」ほどリフレッシュできませんが、チョコを食べたり目をつむっているだけでも疲れが少し落ち着きますよ。

13時〜17時|接客や品出し

休憩から戻ったら、再び接客します。

ホテルの売店であれば、チェックインが始まる15時以降は客数が増えるので少し忙しくなりますね。

夕方にもなると商品の陳列が乱れたり数が少なくなったりするので、整頓や品出しも行います。

17時〜24時|フリータイム

17時には勤務が終わるので、夏場であれば明るいうちに仕事が終了します!あとは寝るまで自由時間です。

ゆっくり過ごしてもいいですし、リゾバ仲間と時間を合わせて飲みに出かけるのも楽しいですよ。

売店の労働時間と残業時間

売店は営業時間が決まっているため、残業はほぼありません。基本的に定時で帰れます。

  • 労働時間 8時間/1日
  • 残業 0〜30分/1日

通しシフトかつ残業が少ない売店の仕事は、仕事とプライベートをきっちり分けて楽しみたい人に向いている働き方ですね。

清掃の1日の流れ【裏方系/通し】

裏方系で人気の「清掃」も、通しシフトでの勤務となります。

ホテル清掃の1日の流れはこんな感じです。

  8時〜11時 起床・準備
11時〜14時 客室清掃
14時〜15時 休憩
15時〜19時 勤務
19時〜24時 フリータイム
24時〜  7時 就寝

どんなことをするか紹介していきます。

8時〜11時|起床・準備

ホテル清掃はお客さんがチェックアウトしてからスタートするので、朝はかなりゆっくりできます。

自分は朝ごはんをしっかり食べるようにしていましたが、中には朝から軽く運動しているリゾバ仲間もいましたよ!

11時〜14時|客室清掃

チェックアウトした後の客室に入って、片っ端から掃除していきます。

チェックインの時間までに清掃を完了させるのですが、客室の数によってはかなり大忙しになることがありますね。

14時〜15時|休憩

出勤時間が遅い分、お昼休憩も遅めです。

最初の頃はお腹がペコペコで大変でしたが、しばらくこのペースで働いていると慣れてきて、遅いランチでも全然平気になりましたね。

15時〜19時|雑務・温泉の点検・布団敷き

お昼休憩が終わったら、色々な雑務をこなします。

  • タオルを畳む
  • 温泉の温度を確認する
  • 脱衣所のカゴなどの位置を整える
  • 大広間に食事に出かけたお客さんの部屋の布団を敷く

ひとつひとつは単純な作業ですが、やることが多いのであっという間に時間が過ぎていきますよ。

清掃の労働時間と残業時間

清掃の労働時間は基本的に8時間で、定時で上がることも可能です。

  • 労働時間 8時間/1日
  • 残業 0〜1時間/1日

接客しない職種なので計画的に業務を進めやすく、残業はそこまで多くありません。

ただ、客数が多い時期は業務量が増えるため残業が発生することもあります。

まとめ

リゾートバイトでの1日の流れは、中抜けシフト通しシフトかで大きく変わってきます。

中抜けシフトはお昼に4〜5時間の休憩が挟まるのが大きな特徴でした。朝と夜が忙しい職種は中抜けシフトがほとんどです。

  • 中抜けシフト…レストランスタッフや仲居さん、洗い場など
  • 通しシフト…売店や清掃など

今回の記事では、職種ごとに1日の流れを紹介しました。

  • 【接客系/中抜け】
    レストランホール・仲居さん
  • 【裏方系/中抜け】洗い場
  • 【接客系/通し】売店
  • 【裏方系/通し】清掃

興味のある仕事があれば、どんな1日の流れで働いているのか、ぜひチェックしてみてくださいね。

自分に合った働き方の求人を見つけて、楽しいリゾバ生活を送りましょう!

ABOUT ME
アオハル
大学生のときに初リゾバ、最高に楽しいスキー場のリゾートバイトに魅了されてハマる。以降四年間続ける。リゾバの最高月収は30万円。大学卒業後は「旅しながら働く」をモットーにリゾートバイトをしながら日本一周達成!!リゾートバイトに行こうか悩んでいる人のために情報発信中。