この記事では箱根でリゾートバイトした時の体験談をまとめます。
僕は、旅行が好きなので「旅行もしながら仕事も出来る方法はないか」と考えていた時に、リゾートバイトというものを知りました。
そして、実際に働いている方々の体験談、ネット記事を見たりして段々と興味が湧いたので、期間を決めて思い切って応募する事にしました。
今回は、2018年4月上旬〜6月末の約2ヶ月間、神奈川県箱根町の中でも人気の観光地、箱根湯本の旅館で働いた時の体験談をしていきます。
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利用した派遣会社はグッドマンサービス
リゾートバイトを紹介している派遣会社は数多くあるため、どの派遣会社にお願いすべきか分からない状態でした。
そんな中、多数のリゾートバイト派遣会社、求人サイトを確認したところ、僕の希望する勤務地・期間・給与・職種が一番合いそうな案件を見つけることができました。
僕の場合はグッドマンサービスという派遣会社でした。
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順位 | 会社名 | コメント |
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1位 | 4.85点 \求人数No1、場所を選びたい人/ リゾバ初心者ならまずココ |
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登録は簡単だが不安な気持ちもあった
派遣会社への登録はweb応募が主流になっているため、氏名・連絡先・職歴・希望期間や職種などの簡単な情報を入力すると、翌日担当者の方から電話が来ます。
その電話でより具体的な仕事内容の話や注意事項、入寮日(ほとんどのリゾートバイトが寮生活になる)の調整についてやりとりをしました。
僕の場合は、飲食店での勤務経験があった事、派遣先の旅館がレストランのホールスタッフを募集していた事がマッチし、ホールスタッフとして働く事が決まりました。
電話はその1回で終わらず、実際の入寮日までに3回ほど打ち合わせの電話を行いました。
実際に、web応募をしてから入寮日まで要した期間についてですが、僕の場合は2週間ほどでした。
派遣先の宿泊施設によって、仕事の開始が早くなったり遅くなる場合もありますが、こちらの希望を考慮してくれる事が多いです。
この段階で不安があるとすれば、僕の場合は入寮日まで派遣会社の方とはメールや電話のやりとりのみ。
派遣会社の担当者や派遣先の方と実際にお会いする事は一度も無かったため、入寮日まで少し不安な気持ちもありました。
さらに、派遣会社の担当者とは契約終了後も含めて一度も会う事はなかったです。
ただ、派遣会社・派遣先の旅館へ一度も足を運ぶ必要がないというのは忙しい方にとっては魅力的だし、電話で親身に対応をしてくれたので安心して向かう事が出来ました。
寮の注意点はイメージと違うという所
わくわくした気持ちと緊張が入り混じった気持ちで入寮日を迎えました。
旅館に着いて派遣スタッフである旨を伝えると、担当者の方が温かく迎え入れてくれました。
正直「怖い人だったらどうしよう」と不安に思っていた部分はありましたが、物腰の柔らかそうな方で安心でした。
寮が想像と違ったので担当者に相談した
館内の案内説明、旅館の歴史などの雑談を交えながら男子寮に向かうと「あれ?写真や聞いていた話とはだいぶかけ離れているぞ」と思ってしまうほど年季の入った寮でした。
お世辞にも綺麗とは言えず、衛生的にも不安を感じましたね。
最初の1週間は我慢したものの、それ以上は我慢できず、派遣会社の担当者へ連絡したら旅館の担当者へ話をしてくれました。
その翌日には、同じ敷地内にある別の比較的綺麗な寮へ移動する事になり一安心。
それ以降は退寮までの間、衛生面での不満が拭えない部分はありましたが、大きな問題もなく過ごす事ができました。
寮の詳しい環境ですが、部屋は個室でそれ以外のキッチン・トイレ・風呂は共同。
リゾートバイトで絶対に無視できない自身の生活スペース、仕事もプライベートも充実させるためにも欠かせないですよね。
可能であれば、求人を決める際に派遣会社の担当者に詳しく問い合わせてみることをおすすめします!
レストランのホールスタッフは大変だがやりがいがある
僕が就いた職種は、館内のホールスタッフとして勤務をスタートしました。
仕事内容としては、料理のセッティング・配膳・後片付けが主。
団体のお客様が入った際には、宴会場で接客をする事もあり、臨機応変な対応が求められる場面も出てきました。
勤務時間は実働8時間だが残業もあった
勤務時間は、朝食時の6:00~9:30、夕食時の15:30~21:00までの実働8時間が主でした。
余談になりますが、職種によっては朝5時出勤もあり、宿泊施設で働く方は朝型の方が向いているのではないかと思います。
土日祝日は超過勤務をする事もありましたが、反対に平日でお客様が少ない日は早上がりする事も稀にありました。
そもそもリゾートバイトで求人がかかるのはGW・夏休み・冬休みなどの繁忙期が集中しているため、残業の方が多かったです。
とはいえ、タイムカードでしっかり勤務時間を管理しているため、働いた分だけお給料がもらえるのは安心でした。
慣れるまでは先輩スタッフが親切に指導してくれた
実際に働いているホールスタッフの方々ですが、旅館の社員さんが3名、派遣スタッフが6名と、ほとんど派遣スタッフで運営している事に驚きました。
観光地という特殊な場所なので、主婦や学生のアルバイトをする方が少ないそうで、社員さんも派遣スタッフの対応に慣れているのか、手際よく指導してくれました。
期間の決まっている派遣スタッフが大半なので、「どうせ教えてもすぐいなくなってしまう」などの考えで雑な対応をされてしまわないかと心配をしていましたが、こちらが誠実な勤務をしていれば快く迎え入れてくれました。
何より、派遣スタッフの数が多いので働いていて安心感もありました。
僕はリゾートバイトに慣れていませんでしたが、中には5回目のリゾートバイトという強者もいて、各地の話を聞けるのも楽しかったです。
休日に旅行気分で遊ぶのもいいが休むことも大事
僕のリゾートバイト先は日本屈指の山と温泉が有名な地域でした。
元々登山が趣味だったため、「休日はたくさん山登りをするぞ!」と意気込んでいましたが、慣れない勤務シフトもあったため、初めての休日はお昼過ぎまで寝ていました。
1週間ぐらいの短期勤務であれば最初の休日から観光するのも良いと思いますが、1ヶ月以上勤務をする予定の方はしっかり休息を取る事もお勧めします。
それでも夕方から近所を散策し、観光地なのでどこを巡っても旅行気分で楽しめました。
慣れてくると趣味の登山をしたり、電車に乗って名所を観光したり、アクティブな休日を送っていました。
仕事はシフト制で一緒に働く仲間と休みが合う事はほとんどなく、一緒に遊びに行く事は少なかったです。
一人行動が好きという方であれば、休日も楽しく過ごせるはずです。
そんな中でも、僕が退寮する際には送別会も行ってもらえる程仲良くなれた人がいたのは良い思い出です。
家賃・食費無料だったので貯金ができた
リゾートバイトの醍醐味はその土地を存分に楽しめるという点もありますが、実際に収入面でどうなるか僕も始める前はそれが不安でした。
お金に苦労することなくたくさん貯金ができた
結論からお伝えすると、今回の寮生活では家賃無料・食事3食無料・光熱費一律5,000円と、とても魅力的な待遇だったため金銭面で苦労する事は少なかったです。
時給は1,200円で、貯金額は毎月6万円ほど出来ました。
人気観光地であるため物価は高いものの、贅沢をしなければお金に困らないどころか、貯金もしっかり出来ましたよ。
僕の場合は近くに日帰り温泉があり、そちらの回数券(11回 ¥10,000)を購入したのが一番大きな買い物でした。
そういった楽しみを作るのも、仕事のモチベーション維持には欠かせないと思っています。
リゾートバイトを始める際には手持ちのお金が少なくても、条件次第では充分にやっていけます。
聞きづらいと思ってしまいがちですが、お仕事を始める前に給与や福利厚生など、待遇面の確認はしっかり行う方が懸命です。