今回は、北海道のホテルでコンシェルジュをした時の体験談を紹介します。
コンシェルジュは今まで経験したことがなかったので、非常に勉強になりました。
ヒューマニックに登録したらスタッフはよく相談に乗ってくれた
僕が利用した派遣会社はヒューマニックでした。あまり他の派遣会社との比較はせず、友人から勧められて利用することにしました。
僕が検討していた場所の求人の件数は多くはありませんでしたが、勤め先を二カ所で悩んでいたところ、担当の方が親身になって相談に乗ってくれて、決断の後押しをしてくれたのを覚えています。
担当の方と私の住んでいた場所が離れており、直接お会いしたことはなく、メールや電話だけでのやり取りでしたが、空港に着いたときにすぐ連絡をくれたり、仕事が始まってからもこまめに連絡をくれたりと本当に色々と気をつかってくれました。
後述する、寮の相談をしたときも、すぐに勤め先の総務・人事に掛け合ってくれて、寮を移動する後押しをしてくれました。
他にも、今まで僕が登録して働いたことのある派遣会社一覧を載せておきますね!
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順位 | 会社名 | コメント |
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1位 | 4.85点 \求人数No1、場所を選びたい人/ リゾバ初心者ならまずココ |
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派遣会社によって扱っている求人が違うから、3社ともに登録するのがベスト!(面倒なら、ひとまずワクトリだけでOK)
リゾートバイトの職種はホテルでコンシェルジュだったので貴重な体験ができた
僕の仕事はホテルのベルデスク・コンシェルジュデスクでした。
主な仕事内容はこちらになります。
- お越しになられたお客様のお出迎え、荷物を部屋まで運ぶ
- お客様の滞在中のお世話
- アクティビティ・お食事・タクシーの手配
- ツアーや修学旅行など団体のバスが入ってきた際のコントロール
- VIPのお客様の対応
他にも、レストランの業務が忙しい時や、ベッドメイキング、清掃など、他部署が忙しいときにはその部署のサポートに入ることもありました。
普段のバイトではなかなかできないことだったので、接客力向上にも役立ったので非常に貴重な体験となりました。
リゾートバイトのシフトは早番・中番・遅番にわかれていた
勤務体系はシフト制で、早番・中番・遅番に分かれていました。
早番は朝の団体バスの出発を見送り、昨日の遅番からの引継ぎ業務をこなしつつ、お客様のチェックアウトのサポートを行います。
休憩を挟み、中番・遅番のメンバーとチェックイン業務等を行いながら、キリの良いところで退勤となります。
中番は、早番とお客様のチェックイン業務を行いつつ、お客様の対応をし、夕方以降のお客様の到着ラッシュ、また団体バスの到着をさばき、遅番に仕事を引き継ぎつつ退勤します。
遅番は昼過ぎの出勤になりますので、お客様のチェックインや到着の対応をこなしつつ、中番が帰るまで中番とともにお客様の到着の対応に追われます。
中番が帰ったあとは、チェックインが遅れたお客様の対応をしつつ、チェックイン後のお客様からのご要望等に応えていく、コンシェルジュ的な動きが中心となります。
定時になれば、明日の早番やフロントデスクに引継ぎをして、退勤となります。これが主な一日の流れになります。
リゾートバイトの時給はそこまで高くなかった
時給は900円ほどで決して高くはなかったですが、リゾートホテルという環境もあって、チップがもらえる機会もありました。
お金持ちそうな外国人観光客がお越しになられた際は、積極的に対応をするように心がけていました。また、残業代が出たので、何か仕事を見つけてギリギリまで残業をできるように頑張っていました。
家賃がかからず、食費も社委員食堂にて大方賄えていたので、4カ月ほどで50万以上は貯めることができました。冬場のシーズンになると賃金も上がりますし、外国人のお客様も増えますので、よりチップの可能性も高まり、収入は増えるのではないかと思います。
リゾートバイトの休日は移動手段が少なく大変だった
同僚たちには、同じくリゾートバイトで働いている人や、外国人の留学生、正社員で働いている人や、契約社員など、様々な雇用形態の人たちがいました。立場や国籍が違うといえども、本当にみんな仲が良く、よく終業後に寮で呑んだりしていました。
また休日には、シフトで休みの同僚たちと出掛けたり、彼女と出掛けたりしていました。
ただ、ここで問題になってくるのは移動手段です。僕の勤務先はとにかく田舎で、どこに移動するにも車がないとどうしようもないほどの環境でした。
ホテルの巡回バスで隣町までの移動はできるものの、そこから先の移動となると、JRへの乗り継ぎが必要になったり、またJRの本数も著しく限られていたりと、かなり色々な制限がありました。
僕は幸いにも車を持っている同僚や彼女に同乗させてもらっていたために、移動はあまり苦労しなかったのですが、移動の手段は確保する必要があると思います。
リゾートバイトの寮は環境が最悪だったので移動させてもらった
当時、夏季シーズンの寮は二種類用意されていました。私がはじめに入寮した寮はかなり古い寮で、お世辞にも綺麗な寮とは言えませんでした。
外観からかなり汚そうな予感は漂っていましたが、中は惨憺たるものでした。寮の中は薄暗く、経年による汚れと清掃が行き届いていない様子が伺えます。共用部分はゴミが溢れかえり、トイレやお風呂場はあまり近寄りたくない雰囲気です。
また、部屋が驚愕でした。1部屋で4人が生活しているのですが、ワンルームを少し狭くしたような部屋に2段ベッドが2つ設置されており、その1ベッドのみが自分のスペースとなります。辛うじてカーテンで仕切られてはいますが、もちろん音は遮断されません。本当に身体一つ分だけのスペースが、自分のプライベートな空間として与えられたものでした。
当時、僕は旅が好きで、東南アジアへ格安旅に何度か出掛けたことがあるのですが、そこであまり綺麗ではない格安の宿をよく利用していたのですが、その時によく利用していた部屋の雰囲気に似ていました。
僕は免疫があったのでなんとか耐えることができたのですが、このタイプの部屋にはじめて入る人はかなり抵抗があるのではないかと思います。今思い返せば、よく過ごせたなというほどの劣悪な環境でした。
その後、もう一つの寮に空きが出たと聞いた私は、派遣会社を通してホテルの総務・人事と掛け合い、寮を移籍することに成功しました。
もう一つの寮は綺麗な寮で、大家さんが共同で生活していることもあり、常に清潔に保たれている寮でした。
部屋は2人1部屋でしたが、与えられたスペースは前の寮とは比べものにならないほど広く、和室でしたが全く苦になりませんでした。共用スペースも広く、きちんと整理整頓されている印象でした。
何より、一番のセールスポイントは温泉があることでした。大浴場がついており、そこは温泉となっており一日中入り放題。休みの日は一日に数回入るなど、堪能することができました。共同生活にはなりますが、とても快適な寮だったと思います。
僕は夏季シーズンのみで、冬季シーズンは働きませんでしたが、冬季は雇用されるスタッフの数が俄然増えるので、周囲のペンションや夏季使用されていない施設も寮として開放されているようで、より寮のバリエーションは豊富になるかと思います。
なお、いま現在は、前者の劣悪な寮は使用されていないようで、新しい寮が使用されているようですので、寮の環境を心配する必要はないと思います。
まとめ
リゾートバイトは、その名前もあって敬遠している方もいるのではないかと思います。ただ、勇気を出して一歩踏み出せば、大きな経験や財産になると思いますし、仕事を頑張れば継続して雇用するという話は確実に出てくると思いますし、希望すれば正社員への道も開けてくると思います。
「いまの環境を変えたい」と思っている人がいたら、まず一歩、気軽な気持ちで踏み出してみるのも良いチャンスなのではないでしょうか。
リゾートバイトとなると、僻地や田舎ということも考えられます。自分の働く場所がどのような環境にある場所なのか、どのようなところに住むか、職場との距離はどのくらいで、どのような交通手段があるのか等、考えることはたくさんあると思います。
下調べは手間がかかりますが、素晴らしいリゾートバイト体験にするために、事前の情報収集は徹底してほうがいいです。
また、移動手段の確保はリゾートバイトをより素晴らしいものにするために必須なので、念頭に置いておくと良いですよ。
僕はリゾートバイトで素晴らしい出会いに恵まれ、その場所に移住してくる機会に恵まれました。皆さんも、リゾートバイトで様々な人との良い出会いを体験してみてください。きっと人生が豊かになります。