今回の記事では、京都でリゾートバイトした時の体験談を紹介していきます。
2019年のゴールデンウィークは10連休が話題になりましたが、ちょうどその10連休でリゾバできることになった時の話です。
今まで気になっていた、京都の老舗旅館で仲居として働いてみました。
これからリゾバしたい人の参考になればうれしいです!
【2020年版】リゾートバイト派遣会社おすすめランキング|人気の22社を口コミ評判で比較&一覧で紹介
リゾートバイトをしようと思ったきっかけと、リゾバ先が見つかるまでの流れ
学生時代からずっと、一度は住み込みバイトをしてみたい!と思いながらも機会がなく、社会人になりました。
でも4月に仕事を辞め、ある日なんとなく興味本位でサイトを覗いてみました。
すると、何も月単位でなくとも、なんとこの10連休だけでOKという超ド短期のリゾートバイトを見つけたのです。
旅行に行ってどこに行っても混んでしまうのなら、旅行気分も味わいつつ住み込みバイトの経験ができたらいいなと思い、早速コンタクトを取ってみることにしました。
そこから先の派遣会社の対応はびっくりするほどトントン拍子で、スムーズに進んでいきました。
Webから簡単な職歴などを記入して申し込むと、すぐに電話がかかってきてまずはヒアリングでの面接。
僕は温泉と着物を希望の軸に、京都の旅館での仲居案件を中心に進めていきました。
人気の求人はすぐに締め切られてしまうそうなので、すぐに第1希望を選んで返信しました。
すると、今度は法人側の案件担当者から、詳細説明の電話がありました。
通常は採用不採用の結果が出るまでに少し時間がかかるそうです。
でも私の場合は旅館側ともすぐに連絡が取れたらしく、同日中にすぐOKの連絡がもらえました。
ちなみに、僕がよく利用している派遣会社はこちらになります。
リゾートバイトでは交通費も支給された上、着物の小物までもらえる高待遇!
勤務地は、京都の老舗旅館で着物での接客業務で、時給は1030円でした。交通費は全額支給です。
時給以上に、日常でなかなかできない仕事での経験自体がかなり大きな財産になりました。
今回は着物での接客だったのですが、着付けに必要な以下のアイテムを用意してもらえました。
- 襦袢×2セット
- 着付け
- 紐草履
これらは全て新品で用意いただき、終了後はもらうことができました!
ちなみに、初日に小物代は支払っています。
でも期間満了すると、その金額が戻ってきて小物もいただける仕組みになっていました。
長期間の勤務になるほど、中には期間満了まで勤務できない方もいるようです。
リゾートバイト先の寮は従業員部屋で、館内の温泉を利用可!
今回の旅館では、5分ほど離れたところの個室寮もありましたが、僕は旅館内の従業員用の個人部屋に泊まれました。
こぢんまりとした和室にベッドとローテーブル、テレビや水回りなど最低限のものはありました。
また、旅館内の部屋だったため、出勤日も天候に左右されることなく朝早くからでもとても楽に出勤できました。
お風呂は決められた時間帯にのみ旅館内の温泉を利用することができたのはうれしかったです!
従業員は備え付けのアメニティは利用禁止で、それぞれで用意したものをかごに入れて使っていました。
使わせてもらっているという感覚での利用でした!
部屋の清掃やゴミ捨ても全て自身で行いました。
寮で暮らしていた仲間は、寮内の共用部分に洗濯機が数台あったのでそこで洗濯していました。
長期の場合は寮の方が、住み込みバイトの仲間との交流もできるし便利そうに見えました。
繁忙期のリゾートバイトは短期だからこそ毎日が大変だった
肝心のお仕事内容としては、着物を着て旅館内の懐石レストランでの朝晩のお食事時の接客をしました。
初日・2日目は勤務後にしばらく動けないほど疲れましたね。
今回、僕が繁忙期の10連勤だったように、特に観光地での住み込みバイトは短期間であるほどキツいようです。
長くやっている方に伺うと、通常時はそこまで大変でもないようなので、長期間できるならそれに越したことはないなと思いました。
また、長期間であるほど、憧れの客室接客の仲居業務も幅広く経験することができます。
住み込みバイトの仲間は20代~30代前半の方が多く、お仕事はもうすでに長くやっている住み込みバイトの先輩方と、長年旅館に勤めてらっしゃる現地の方々から教わりました。
- 着物の着方やマナー
- 接客のノウハウ
- 料理の出し方やタイミング
- 土地のこと
- 旅館のこだわり
旅館には特別室というのもあり、そのお客様のお食事時の接客も任されました。老舗高級旅館というだけあって、従業員もお客様もみんな品のある素敵な方々ばかりでした。
また、仕事の合間の雑談も楽しかったです。
今までどんな仕事をしてきたとか、趣味のことやこれからどんな人生にしたいかなど、話は尽きることがありませんでした。
リゾートバイト先の食事は弁当の支給、休日もごはんが食べ放題だったのでお得だった
食事は勤務日の昼・夜にお弁当が支給され、休みの日でもごはんとお味噌汁が自由に食べられました。
旅館で出されている食事を楽しめる!…というわけではないのは少し意外でした。
住み込みバイト仲間と仲良くなると、休みの子と一緒に外食するため、支給なしを選ぶ日もありました。
新鮮な魚介の海鮮丼からおしゃれなカフェのジェラートまで、地元グルメに目移りしっぱなし。
リゾートバイトでは休日は無かったけど、休憩時間を駆使して観光!
僕は10日間のド短期だったため休日はありませんでした。
でも、初日と最終日が移動のみだったことと、毎日午前と夕方からの勤務で中休みで数時間の空きがあったため、その時間で周辺を満喫できました。
旅行では数日が限度でスケジュールがタイトになりがちなところ、10日間もあるとのんびり満喫することができました。
さすがのGWで人通りも多く車の渋滞もある中、旅館で自転車の貸し出しをしてくださったため、周辺を回るにも便利でした。
京都はどこも観光客でいっぱいで、有名スポットは勤務期間中連日混雑していました。展望台は連日長蛇の列の人気ぶり。
それでも、旅行者が帰路につく連休最終日からはとても空いていて、そのタイミングを狙い、待ち時間ゼロでのぼることができました。
リゾートバイトは人気スポットに行きやすいので良かった!
旅行時よりも長期間同じ場所にいることができるため、空き時間に混む期間を避けて人気スポットに行けたり、天気が悪ければ別日を選んで出かけたりできるのは良かったです。
様々なグルメを幅広く楽しめるのもいいですね。食べるのも好きなので満足できました!
機会があれば、今度はもう少し長期で経験したいなと思っています。